
- 作者: 金沢克彦
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先日、闘魂三銃士本を読んで、橋本夫人の
橋本VS小川は社内抗争の負の遺産
との記述がずっと引っかかっていて再読。改めて読むと筆者の文章力のレベルの高さに驚かされる。さすがGK。
本書では大仁田を皮切りに、橋本VS小川、永田、藤田、カシンと総合格闘技ブームに押され流れかけ失敗した歴史を、深い取材力と、プロレスをスポーツノンフィクションで語る挑戦的な取り組みでまとめられている。
プロレス本は今となれば、随分と増えたが、文章力・構成力は稚拙な暴露本じだいにおいて時代において、残していかなければならない名著。
ゴングが復活し、新日も純プロレスに戻り、ブームが戻りつつある今だからこそ、続編が読みたい。