月別アーカイブ: 2010年9月

メールでの承認と、ひどいWebサイト

楽天でのメールマガジンの受信拒否依頼がいい例なんだが、メール本文にリンクをクリックするだけで

本人と認証しページを表示する仕組みって多い。

例えば、WEBサイトでアカウントを作ったときに、メールを送信して、その受信したメールからのリンクへのアクセスを持って登録する類のも。。。

ログインが必要なページへのリンクは問題ないんだが、盗聴できてしまうSMTPなんてプロトコルで、

果たして認証情報なんぞを埋め込んでしまって良いんだろうか。

あと、ひどいサイト。近ツリのキャンペーン申し込みページ

住所欄で番地入力用にと全角ハイフンで入力を行うと、「?」に文字化けしてしまう。

(ブラウザはChromeを利用)

数字は半角でとでも注釈があれば可愛いものだが、そんな記載も当然無い。

文字化けページのPOST先を見ると「../servlet/jp.co.hde.cc2.optin.InsertServ」とあるのでhdeという会社製なんだろうか・・・。それにしてもFORM先をこんな書き方するなんてのも、どうかと思う。

いろんな意味で、いくらなんでもテストしてるのかと思わされるし、最初はフィッシングサイトなんじゃないかと疑った。イフンの文字化けなんて、新人でも知ってるような内容であるにも関わらず。

正直作ってるヤツの顔が見てみたい。

新人研修で作ったとしか思えないようなシステムだ。

黄金世代

1979年生まれとしては外せません^^。

1999ワールドユースの準優勝から丸10年。メンバーのその後を描いた作品。

おそらく何かしらの雑誌の連載を再構成した模様。個人的には初見だし、これだけの選手の数のインタビューを集めた本だし、10年前の成功後、当時期待したほど伸びなかった事などを再考するには、ということで購入。

当時は「あれまた勝っちゃった」という印象が強かったけど、試合見ていて思ったのは

  1. ボール運びが格段にうまい点
  2. 本山が切れ切れ
  3. 右サイド酒井の運動量が凄い
  4. 最終ラインが破綻していない(除く決勝

当時の目線では、小野や高原よりも小笠原が効いていたイメージがあったし、やはり兎に角、本山。

あれほど、試合の中でキレを見せたドリブラーは、ほぼ皆無。200?年のワールドユースの家長は良かったかな。。。

その後、

期待以上に伸びたのは、遠藤、加地、播戸

期待通り伸びたのは、高原や稲本(ベンチ)、小笠原、永井

期待ほど伸びかったのは、小野、本山、小笠原、中田、酒井、手島

あの時代をもう一度語りたい人には良いかと思います。

 

マスタリングJavaEE5

しばらく前に、EJBアプリの構成検討をする機会があって購入。

今まで、EJB本は2.1の時代の本が1冊だけ読んだことがあったけど、今は行方不明。多分、どこかの後輩がガメてしまったんだろう(TT。入門書としては非常に良かったし、廃刊になってしまったようだけど名著だったので残念。

とはいえ、時代も変わっているので購入。頭を柔らかくするというのも大きな目的で斜め読みしかしてないけど、EJB初めてという人には、ちょっと読み込みが必要だろうけど、情報量は十分なんでこれ一冊あれば、リファレンスがあれば十分で、もう本を買う必要が無いのでは、という気にさせてくれます。

JSF開発はしたこと無いので、その辺が(本買う必要の有無)は曖昧さは残ってますが、オススメには違わないです^^

大規模サービス技術入門

はてなと元はてなのお二方の本。

前に読んだ、サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用が秀逸だったこともあり速攻購入。

アルゴリズムに関しては斜め読みも、データ圧縮技術使って、オンメモリで処理させたほうが圧縮・解凍のコストを差っ引いても早いよ!というのは目からウロコ。 またDBのスケールアップの戦略も考えたことがあまり無かったので、目からウロコ。

参照用と更新用で別DBにさせてレプリケーションですか。。。 一方でネットワーク構成は正直意外。PCルータで構築されていることもあり?スループットやサブネットの限界に関する記載を読むに、こんな構成で動いていた事実に驚き。 エンタープライズWEBサービスで求められる信頼性は違うとはいえ、今のインフラに色々と疑問を投げかけてくれる本です。 基盤に興味がある!と言う方には非常にお勧めです。

オシム 勝つ日本

激務で書評が全く進まず。コンサルタントの秘密から、10冊以上はたまってる(汗

この本は5月発売の第三版を買ってるから、多分購入したのもワールドカップの前、と書いててそういえば、ワールドカップが始まった頃に読んだこと思い出した。

数あるオシム本の中では、少し現場を離れた目線が増えているが、それもこれも、田村修一が本質に迫るインタビューをしたからこそ。田村修一自体はNumberのインタビューでトルシエに取材していたことから非常に好きだったので即購入。

オシムの言葉」以降、数多出版された本に比べるとクオリティーは高いとは思うが、じゃあ、もう一度読み返すか、と思うと疑問が残る本。「オシムの言葉」にあるような今までの苦労や歴史が残っている訳でもなく、ワールドカップ直前の日本に大してのコメントがメイン。

正直、良い意味でも悪い意味でも、もうオシム本は良いかなという気にはさせてくれた一冊。