ゴールドマン・サックス研究

前回の更新が開いてしまいましたが、読むのが止まったのではなく、書く時間が確保できなかったためm(–)m。また、こつこつと更新していきたいと思います。と、いうことで、1.5ヶ月ぶりの一冊はこちらから。

ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)

買ってから2ヶ月くらい寝かせてしまっていたのだが、タイトルが気になり購入。仕事的には投資銀行なんぞ無縁なんだが。。。

1980年代までの投資銀行と、現在の投資銀行は違う!という事が書かれており、そうなんだ、と思わされる。リーマンショックを契機として出版される本を見る限り、銀行の強欲っぷりは眼に余るところはあるけれども、その契機はゴールドマン・サックスゴールドマン・サックスたら占めていた、創業家からの流れが途切れた事にある、との記述を読むと、ソニーを思い起こさせる。

また投資銀行家だった著者が、強欲主義な金融に嫌気もさし、本来の実業を重視するよう投資家になっていった事が読み取るに、学生時代にどうしても金融が好きになれなかった自分の姿も思い起こされた。

デトロイトの衰退からの復興も非常に考えされられるテーマだった。

誠実であることの重要性、実業の重要性を、ゴールドマン・サックスと名のつく本が語っている点に、励まされる1冊でした。

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