マイクロサービスアーキテクチャ

本のサイズはやや小さめ。目次はオライリーのページに明るいが、ひとつのサービスの変遷を15年近く見てきて試行錯誤をしてきた自分としては、考えたことあるテーマが多い。一方で、普通こういう作りに何故するというストレスとの付き合いも多かったので、考えたことが無いメンバーも多いのかもしれない。

そういった中で本書が良いのは、果たして長期間運用してきた中で、感じたストレス、テーマが一冊にまとめられていること。ひとつひとつは、見れば当たり前だよね、というテーマもなかなかつなげてまとめて、指摘できない。

本のテーマで言えば、この難解な名著を分かりやすく書いた形か。

読むべきは、システム全体を考えて設計を始めることができる5〜6年目の若手か。ただ、難しいといって引いてしまいそうなメンバーが多いのが残念だ。

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