後半30分までビデオ観戦。子持ちは観戦時間の確保が難しい。
各所の論調が厳しいだけに、期待はしてなかったが、それなりの出来。厳しい論調は、3戦を通してのものと感じる。
無論、試合の出来はベストを100とした場合、60くらいですが。
一番の違いは岡崎と香川。双方ともゴール前に顔を出せており、スコアの差は決定力の違いだけ。
と言っても、昨年の出来を思えばコロンビア戦がワールドカップで最低限出せるパフォーマンスだったと思う。これ以下は想定外で、最大の問題は試合前日のミーティング、当日のキックオフまでの流れにあったと推測。
南アフリカワールドカップの直前合宿のエクスレバンでのミーティングが複数の選手の自伝で多角的に検証されたようにいずれ分かるだろう。
香川はようやく復調気配。良かった時のゴール前の密集でパスを受ける動きが戻ってきた。
岡崎も信じられないヘディングを決めた。
長谷部も前線の動きが活性化したことで、持ち前のパスが活きていた。
一方で目立っていたのは、大久保と本田の独りよがりなドリブル。大久保はペナルティでは、どんなに味方がフリーでも、ゴリゴリ前を向いてシュートもブロックされる。
本田もサイドにフリーな選手がいるにも関わらず無理にドリブルでつっかけてを繰り返し失点にも関わる。
両名ともチャレンジではなく無謀なトライが目立った。
青山は想定以上の出来だった。Jで見てても怖さを感じる場面は少なかったが、この日は彼から攻撃が始まったと言っても過言では無い。交代には疑問が残る。
内田は語る必要が無い。いつも通り素晴らしい出来。
長友は期待外れだった。インテルとポジションが違うからだろうか。終始、遠慮がちで攻守ともに存在感無し。
吉田、今野はいつも通りの出来。これでは世界で勝てない。最終ラインを上げるにしては吉田のスピードは致命的に遅い。ヘディングの強さ、フィードを盾に選ぶにしても、相方が今野ではカバーできない。
今野はUー20でボランチをやっていた時が一番良かった。遠藤との対談で感覚だけでプレーしていたと言うが、頭を使ってる今の方が、信じられないようなパスミス、カバーの遅れ、ガラスのハート。A代表のレベルでは無い。一時期の宮本を彷彿させる人選。
とにかく残念。