マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。
本屋でたまたま目に留まるも、一度は見送り。でも、別の日に行ったときに目に留まり、購入。HPの社長がダイエーの社長になると聞いて、びっくりした記憶があり名前は以前から知っていた。ただし、キャラクターは全く知らず。
本が気になったのも、マイクロソフトの仕事の仕方や考え方が書かれているのが一目取れて分かったから。そういう意味で期待通りの本。
経営陣が細かな数字から各国の状況を詳細に把握しているというのはビックリさせられるも、ソフトバンクでは、役員・上司が現場の詳細を話すことができなければ仕事を役員・上司の意味が無いと切り捨てられる話とも相通づる。
アメリカの経営陣から樋口さんに突きつけられた30以上ある行動指針には優先順位が付けられるものが無く、全ての優先度が高いという話は圧巻。サーベイの徹底・公開も圧巻。これはうちの会社でも仕組み的にはできない話では無い。(ただ、嫌がる人が多いだけ)。全社員を一同に介して年一回行われるイベント。これはうちの会社でもできるだろうが、愛社心があってこそか・・・。XXミーティングの類は多分どこの会社でもやられているだろう。
ただ、全般を通して、果たしてこれほど熱く語れる経営者はどのくらいいるのだろうか。
数日前に部長と話した際も思ったが、熱さが大事だと思う今日この頃。
マイクロソフトも知れますが、熱さを感じたい時に読みたい一冊。