投稿者「toricky6」のアーカイブ

lyはリビアと小悪魔女子大生

bit.lyをtwitterで見るたびに、lyってどこだろうと、普段見ないから怪しくも感じていたけど、リビアらしい。

でもって、書こうと思った内容も、

リビアのインターネットとbit.ly

http://www.geekpage.jp/blog/?id=2011/2/22/1

に書かれてしまっていたので、終了。

DNSついでのおまけ。

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる

http://co-akuma.directorz.jp/blog/category/dns%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%EF%BC%9F/

渋谷のブックファーストに平積みされていて、立ち読み。どうしても字体に慣れなかったので、購入には至らなかったけど、(失礼千万だが)、女子大生でもこれだけまとめられてしまうのだから、インターネットのシステムをメシの種にして、高いお金を頂いてる自分たちの強み、しっかりと意識しないといけないなと、刺激をもらいました。

いや本当、テクノロジーが苦手な若手にオススメしたい。

PS:というか、これだけノートにまとめてくれる後輩がいたら、どれだけ教える気になることか。楽しいことか。中身以上に彼女の姿勢に感服です。

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

レジに向かう道すがら、売り出し用のコーナーというのか、おすすめ本として目立つところに置かれていて、ふとタイトルが目につき、思考力に課題を感じる今日この頃だけに、手にとってみた。

結果的には立ち読みをして、見送るべきだったかな。ま、逆にこの手の本では、身になる中身が無いと気がつくことができた(成長してる?気がついてないだけ?)点は良かったかな。

目次は最高だったけれども、それぞれの記述が期待しているレベルではなかった。読んでくと、そうだよなぁ~と共感されられる点が多いんだけれども、感嘆させられる場面は少なめ。そうそう、でもどうやったら身につくか、というか言葉・頭では分かっているつもりでも、実践ができないとか・・・。でも以下は面白かった。

・感情知能を伸ばす   (感情の認知、利用、理解、管理)

・脳を強化する

どちらも、ユニークに感じる。

最近、話しが咬み合わないなぁ、という事が多いので、そんなに変な物事を考え方をしているのではと思ったけれども、違うんだろう。今、オレが必要なのは思考力などではなく、コミュニケーションスキルなり、プレゼンテーションスキルなり、ティーチング(コーチングはこの前に研修に参加して得るものは少なさそうだと思った)なんだろう。

PS : この本がピンとこないのは既に課長のノートを読んでいたからだろう。

山積。。。

やまほどあるなぁ。。。どれから手をつけるべきか。

ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

は 一応今週中には読み終われそうだが、、、次はどれにするか。。。

ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)→まぁ、新書だから3日あれば。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) → 思わず買ったが500ページを超える分厚さ。。。ワインバーグも重かったけど、多分過去最長。

Javaデータアクセス実践講座 (DB Magazine SELECTION)→ずいぶん前から気になっていた本だが、ようやく購入。気の向いたときに読もう。

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus) →チームの常識ですからしらないような事は無いよね、復習だよね、ハハハ(覚めた笑。。。

電通とリクルート (新潮新書)→新書なんで同上

SIerで働くと言う事

SIerで働くと言う事」はエンジニアにとって不幸な事なのかもしれないと思う今日この頃。特にユーザ系のSIerは。。。なぜならば予算型ビジネスによって、確保された予算を元に粛々と案件を進めるスタイルが多いから。

もちろん予算確保という仕事そのものに、いくらでもチャレンジングな提案を持っていくこともできるし、そこが腕の見せ所なんだろうが、ユーザの中に入り込めているようで入り込めていないユーザ系SIでの立場でだと、当該会社の置かれている事業背景やニーズをつかめず、粛々とリプレース提案や、茶番劇にも近い保守案件。。。

また、開発自体も保守開発がメインとなってしまうと、ただ平易なフレームワークの上にひたすら業務アプリケーションをコピペで増やしていく。一旦、ある程度のアプリケーションを揃えてしまえば、ユーザ企業はベンダーを変えることにも、相当の初期投資がかかる事もあり、競争原理は働きにくい。

人月単価で商売をしてきていると、生産性向上も働きづらくなる。この規模であれば、この人月で商売しますと。いや、やってましたと。NHKスペシャルで日本がなぜ太平洋戦争に突入したのか、という特集を見ていても過去の決定事項・慣習を覆しづらい国民性というのもあるのだろう。画面数やステップ数こそ人月の根拠になるが、その画面数・ステップ数の妥当性の検証はユーザでは行いがたく、改善は勧めづらい。

かくして、エンジニアのモチベーションとしやすいテクノロジーの革新による効率化などは、SIerでは見つけづらい。

と、言うのが、競争の無いユーザ系SIerなんだろう。

ただこんなビジネスは当然続かないので自然淘汰されていくはずだし、果たしてここに当てはまるSIerがどのくらいあるのかは全く終わらないし、SIerと書いたもののあくまで私の短い社会経験で異動もしたことが無い私の言葉なので、あくまで業界全体は違っていて欲しい(という願望がある)、という言葉を付け加えて駄文を終えるとする。

国家の命運

国家の命運 (新潮新書)。アジア大洋州局長として北朝鮮との交渉にあたったり、外務事務次官を務めた藪中 三十二氏の書籍。

「国家の命運」というタイトルは中身からするといささか誇張しすぎな勘も否めないが、タイトル勝負でもある新書だし、そこはしょうが無いだろう。

中身は外務省で各国との交渉での経験を、交渉術という切り口でまとめられたもの。私自身は外務省に対する印象はマスコミの報道もありあまり好感を持っていなかった。

以前から官公庁は優秀な人間が集まっているのになぜ、あーなるのだろうと漠然と思っていたが、政治とマスメディアがいかに日本のコントロールを行っているのか、という点を感じさせてくれる本。特にメディアの報道一つ、族議員の力次第で日本であれアメリカであれ、交渉が左右されるエピソードは、なるほどなと思わされた。

また、どこかの本でも読んだ気がするが、交渉事は51VS49でまとめるべきという点、相手のペースに飲まれないためにもオフェンスが重要という点は、特に勉強になる。

政治・報道の見方も変わるであろう一冊。

信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題

信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題 (角川oneテーマ21)

レビューはまだ書けていませんが、中澤佑二 不屈で振り返られているワールドカップとあまりに異なる印象を受けます。

  • 最後までチームの主力として信頼を受けた選手と、キャプテンを後退させられた選手
  • ポジションも性格も全く異なる二人

というとことからも違いがあるのかもしれませんが、2010南アフリカワールドカップを振り返り、検証したい人は両方読むべきでしょう。

中澤本では監督に対する不満が赤裸々に語られている一方で、遠藤本では大きな信頼が書かれている。

ザースフェーでのミーティングも、中澤本では議論がモメるもトゥーリオの一言でまとまったとなっている一方、遠藤本では攻撃陣と守備陣で意見の対立があって議論がまとまらなかったなど。

まとまっていたのは間違いないチームでも、印象が全く異なるように書かれている点はやはり、両方読んで初めて分かること。

またオシムが評価する遠藤評と、本人がオシムからうけた影響、この双方を比べてみると、語っているポイントはいずれもいかに危険な箇所に入り込んでいくか、ゴールを奪うか、という点を共に挙げている一方で、方やオシムは不足を感じ、方や遠藤は成長を感じで、まだまだ遠藤自身の目線が低いように感じさせる点も面白いです。

日頃、Numberなどでもあまり詳細を語らない遠藤だけに、一冊で読み終えてしまうには、あまりにも勿体無い、新たな事実が読み取れる本です。

Servlet#init とContext#initializer

J2EEアプリケーションの初期化処理を実装するにあたり、Servlet#init とContext#initializerのどっちが先か気になったので、WebLogic Server 9.2で試してみた。

結果はContext#initializerが先。

WebLogic独自仕様じゃないよね~と気になってググっていたら良いドキュメントを発見。

Servlet 3.0 仕様書邦訳版

http://www.cresc.co.jp/tech_info.html

以下、2.3 サーブレットのライフ・サイクル(Servlet Life Cycle)の2.3.2 初期化(Initialization)からの抜粋

この設定オブジェクトにより、そのサーブレットはウェブ・アプリケーションの設定情報からの名前-値の初期化パラメタにアクセスできる。この設定オブジェクトによりサーブレットはそのサーブレットの実行時環境を記述したオブジェクト(ServletContext インターフェイスを実装した)にアクセスできるようになる。ServletContextインターフェイスに関する更なる情報は第4章の「サーブレット・コンテキスト」を見られたい。

「オブジェクト(ServletContext インターフェイスを実装した)にアクセスできるようになる」とあるので、Servletの仕様としても間違い無いんだね。

マネジメント 基本と原則「エッセンシャル版」

マネジメント – 基本と原則 [エッセンシャル版]

以前レビューしたもしドラから自然な流れで購入。読んでいく都度、気になったフレーズは多数出てくるんだが、消化が全く追い付かない。もしドラで多少なりとも予習にはなっているんだろうけれども、また表面的な言葉には凄い惹かれるものの、それを自分の言葉で理解をして、身の回りに置き換えてとなると、1回読んだだけでは全くの消化不良。

ただ、特筆すべきは洗練された日本語訳。洋書はこの本を初めて数々読んできたが、非常に分かりやすく、かといって語彙に飛んでおり、今まで読んだ洋書の中では訳の完成度はダントツナンバー1。原書はもちろん読んでいないので、その訳が適当か否かは全く分かりませんが。

以下、気に入ったフレーズの抜粋。

・マネージャーに共通の仕事は5つある。

①目標を設定する

②組織する

③動機付けとコミュニケーションを図る

④評価測定する

⑤人材を開発する

・ミドル・ブームとそれに伴う過剰人員は、特に大組織の四季と動機付けに悪影響を与えた。かつて企業、政府機関、学校、病院に大挙して就職していった人たちの不満や挫折感も、主たる原因は人員の過剰にあった。( 中略)何よりうもまず、ミドルマネジメントから脂肪分を除去しなければならない。(中略)今後も彼らは増加していく。その増加を方向付け、管理し、マネジメントする必要がある。

全般的に、PART2「マネジメントの方法」という章が印象に残った。

PART3「マネジメントの戦略」 は組織論に通ずるところもあるんだろうけど、消化不良だし、今の環境とはオーバーラップさせられない。組織論は一度読んでみたいなぁ。

孫正義「規格外」の仕事術

孫正義「規格外」の仕事術―なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか (PHPビジネス新書 157)

「光の道」構想ワールドビジネスサテライトに出演しているのを見てちょっと気になっていた孫さん本。

たしなむには良いでしょう(w。

孫さん自体を、ニュースで観ている程度の、全く知らない私にとっては、ひとつひとつのエピソードが細かくかかれている前半は、かなり楽しめた。後半は筆者が孫正義と離れているという事を匂わすように、ひとつひとつの描写からリアルさが消えてしまい、残念だったが、ハードカバーでなく新書であることを踏まえると許すことができる。

何より正しいと思ったことは主張する強さ、そして相手を説得させる交渉術、そして結果、全て見習いたいものです。

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

年末年始なので、一挙2冊分をまとめて記載。

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

辻野さんは全く知らないんだけれどもタイトルに釣られ、そして最近は、会社に対する不満が耐えないだけにいろんな会社の事を知りたくて購入。

良く、大企業で偉くなるには、出世競争を勝ち抜くなり、泥も啜れないとダメ、というけれども、それも暴露してくれているあたり、仕事について、会社について考えたくなった人には、ひとつ良い材料となるでしょう。

ソニーの勃興が良くまとまっています。一方でグーグルに居た期間が短い事もあり、果たしてグーグルで必要な事がなんだったのか、そして、なんでグーグルを離れるに至ったかは、ソニーと違って詳しくは書かれておらず、今ひとつ物足りない。

だた、主義・主張は、孫正義さんや、中島聡さんとは近い事もあり、そこからビンビンに影響を受けたおいらとしても馴染みやすい。

ただ、共感したいのはやまやまだが、出してきた実績がおいらとはケタ違いな事は、頭の中に叩き込んでおいておかないといけない(苦笑